二丈町のお気に入り食材でここ2年ぐらい使っていた大地の子の庭先たまごを作っていた二丈町の小野さんがなんと残念なことに養鶏家をお辞めになってしまった。エタノール問題やもろもろの事情でえさが高騰し二倍になったが卵を2倍の値段にしてまで続けるというのができなかったそうだ。えさにも有機のとってもいいものを使っていた小野さんの卵は自然卵、有精卵である。生産量も少ないのに個人的に分けていただいてほんとにとってもおいしくて初めて使ったときはカルチャーショックとも言うべき出来事だった。オスメスともに育ち一日一個しか生まないもちろん鶏もストレスがないので抗生物質など打たれたいないので食べてほんとに力になる自然治癒力が高まる食材である。暖めたら雛になるそんな自然卵を作っている人はとても少ない。残念だけど本当に今までありがとうという気持ちでいっぱいである。

しかし良い話もある。カリスマ的有機栽培の野菜の生産者の小川さんが今年は無事小麦を生産することができて少し分けていただけることになった。小川さんは数少ない循環農業を営まれている二丈町の方で小川さんの野菜は引っ張りダコでほしくてもうちにはまわってこない。収穫前に雨が降るとだめになってしまう小麦はリスクが大きい。できたらもらいたいと何年も前にお願いしていたらやっともらうことができた。納品が楽しみである。
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