しばらくお休みしていたお料理教室を再開した。生徒さんたちがまだやらないのか、とお声をいただき今回は
春の3回コース。イタリアの各地方の料理の集大成がイタリア料理そのものなのでそういったことをわかっていただきたくてイタリアの各地方にしぼったものにした。今回はロンバルディア地方。ミラノがある北イタリアの州都である。
以前イタリアに修行していたときにもロンバルディアには住んだことがある。

北イタリアの料理は比較的南に比べバターや生クリームをよく使う。旬のアスパラにチーズをかけて焼く料理も定番の家庭料理だが以前にもやったので今回はスープをご紹介。バター、生クリーム、小麦粉や卵が入り、濃度のある、ポタージュスープである。

プリモピアットではほうれん草がたっぷりとリコッタチーズがはいったマルファッティ 形が悪いと言う名のパスタのきじはとても柔らかく、一個一個形がふぞろいになるが、やわらかくて美味しい。チーズとバターでシンプルに、焼いて仕上げる。

ミラノ風の仔牛肉のカツレツは有名だが、今回は家庭で手に入りやすい豚肉でやった。パン粉にチーズが入り、またバターとオリーブオイルで焼き上げる。香りがとてもよい。BUONAPETITO!!