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生き物たち
食に関する仕事につき物が殺生である。野菜などにもこだわっているが、植物は何も言わないのでよい。
しかしお肉料理やお魚はやはりちょっと違う。美味しい料理には鮮度を追求するため、いわゆる活もののみを使用している。何でもそのままからスタートするので仕込みは大変だがすべてはより美味しいものをつくるためだ。
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先週は10キロ以上あるヒラメが入った。こんなにおっきなのははじめてだった。しかも朝獲った後そのままいけすで生かしてくれているので〆てもなかなかおとなしくならず大暴れでたいへんだった。polpo.jpg
もっと大変なのは活きのいいたこは手に巻きついてきたらなかなか脱出できない。あいては足が八本あるから。そんなときはシニョーラにも手をかしてもらって4本で対抗する。今週は5キロのオオダコがはいってきたがまかれずにすんでほっとした。海の生物はまだかわいい。山の主たちはもっとすごい。一度糸島でいのししをさばくところを見せてもらったがすごかった。当店でいただくときは大体皮もはいでモツも処理した状態でくるがそうなるまでの大変さを改めて見て知った。今年は3年前から入荷したらお願い、と予約をしていた、山しぎが入荷した。yamasigi.jpg
くちばしが長くそんなに大きな鳥ではないが、味は野鳥の中では一番とか。子供のときに実家で飛んでいたのを見たが、最近はまったく見ていない。自然環境を守り、美味しい料理を作り続けたい。
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【2010/02/18 21:41 】 | 未分類 | コメント(0) | トラックバック(0)
ベビーリーフの作り方
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ベビーリーフの栽培はなかなか健闘している。糸島農耕倶楽部さんではコンスタントに作っていて常に数種類そろっている。3年前は試作段階だったが、すばらしい出来になってきている。われわれも一年前始めたときに初めて収獲したのがベビーリーフだ。成長が早く、比較的早く収獲できるので、リスクが少なく初心者にも作りやすい。今はサラダほうれん草、水菜、だいこ葉、ルッコラ、マーシュ、チコリア、トレビス、小松菜、ハウスではロログリン、ロロロッソ、カラシミズナ、ターサイ、シュウギク、グリンマスタードなどを作っていてそれぞれに収獲し、それをミックスして、当店ではサラダとしてお出ししている。bebie.jpg
土地を耕し、一種類づつ種をまき、収獲し、その掃除をしてやっとサラダを出す準備が出来るので自分で作るより買ったほうがはるかに楽だが自身で収獲したものをすぐ処理したものと買ったものでは、やはり鮮度がぜんぜん違うし、やはり自分で作った、という気持ちが入るので、料理を作るときの気持ちも違う。なかなか野菜作りも根気がいるし見えない大変さがあるが出来たときの喜びがあるので、がんばって続けていきたい。
【2010/02/01 19:08 】 | 未分類 | コメント(2) | トラックバック(0)
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